7月 11, 2023

「広田奈津子さん」は、大学卒業後、東南アジア・東ティモールへ向かった。 23歳。
そこで、1曲の歌と出会う。 そこから、その歌の背景に流れている“深い物語”を追う旅が始まった。 そこで知った事実を、そして真実を、何としても伝えたい――――――。
「表現する」ための手段・方法として、何が最も有効なのか……。 思い悩む間もなく、気がつけば、小型のデジタルビデオカメラを手にしていた。 しかし、映像表現を学んだ経験は無い。 ドキュメンタリーなど、作ったことも無い。 ましてや、映画など………。
時に、「思い」は奇跡を呼ぶ。 人知を超えた風が、徒手空拳の広田さんを優しく包んだ。懸命に「自分以外の人のために」生きようとするその背中に…、そっと吹いてくれたのだ。
軽やかなリズムの奥に滲む、圧倒的な哀しさ。 そこに、祈るように、“希望”を謳う。 自主制作。 初監督作品。 若き「広田奈津子さん」は、映像制作を生業としていない。“もっと大切なこと”が、ある。
近畿大学 総合社会学部 教授 : 横山隆晴
<大切なことは、何ですか?>
~社会人ホンネ講座 特別編~(2013年6月14日)の告知文章より掲載